畑を変えて

労働者と経営者に求められる事

畑を変えて イギリスから帰ってきた彼女は介護職から金融関係へと転職しました。
彼女の夫は映像編集の仕事をしており、頻繁に出張に出かけていました。
ストレスも大きくたまに家に帰ってきたかと思えば、現実逃避でもあるかのように夜中ゲームをしていたのです。
そのため結婚生活にも大きな亀裂が入っていました。
表面的には二人とも安定した職についていましたが、家庭は崩壊寸前だったのです。
転職するときは家族のことを十分考慮に入れる必要があります。
給料だけで選ぶならあとで大きな代償を払う事になりかねません。
入社してからブラックリストの会社であることに気がつくこともあります。
売り上げや成績第一の会社は非常に危険です。
そうした会社は社員を人と思っていないかのようです。
会社の利益を上げる部品の一つにすぎません。
始めに人があってこそ成り立つ会社ですから、人権を全く無視したような会社方針は百害あって一利なしということができるのではないでしょうか。
そうはいっても理想的な職場環境というのはそう見つかるものではありません。
会社もボランティアではありませんから、利益を上げるのに妨げとなるような人にいつまでも給料を払うわけにはいきません。
組織の中で働く人は一人一人にスキルをあげる責任があるのは確かです。
どんなにがんばっても給料は同じだと思うならまるで昔の社会主義体制で働く労働者のようになるかもしれません。
雇用者と労働者双方に責任があります。
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